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【女子必読!】
奢り/割り勘論争の結論

2023.9.4

もはや数億年議論が続くのではないかと思われるデートの奢り割り勘論争。
割り勘にすべきと主張するモテない男子に、割り勘がよいと考える女子。初回だけは奢るべきだという恋愛専門家に、全部奢れと騒ぐ海辺系女子たち。
いったい何が正しくて、どう振る舞えばよいのでしょうか。

正論:初回のデートは「いくら払えばいい?」とお財布を出す

奢り割り勘論争のひとつの結論は「男は黙って初回だけ奢れ!」です。奢らなければ一定数の女子からケチと思われることは確実。とくに男性が年上の場合、全額奢らなければ「器が小さい男」の烙印が押されてしまいます。

ただし、女子は支払う意思を表明してください。あなたが支払う気はゼロでもお財布をだしながら「いくら払えばいい?」と聞いてみるんです。そして「ここは大丈夫」と言われたら、にっこり笑顔でお礼をいいましょう。

ここまでが初回デートの様式美です。

男子は奢り、女子はお財布を出す! これが初回デートの基本動作。

楽しい気持ちでデートを終えるためのお作法です。

デートの2000円/3000円問題

奢り/割り勘論争の亜種に「2000円/3000円問題」があります。

ご飯を食べたあとのお支払いは完全な割り勘ではなく、一部割り勘になるケースもありますよね。

お会計8000円のときに「3000円でいいよ」と言われたことはありませんか?

お会計5000円なら「2000円でいいよ」。

これはイラっとポイントです。

とくに女子側がお酒もほぼ飲まず、ご飯も1皿しか食べていない場合、もはや女子は2000円や3000円すら割り勘負けです。

「え? なんで? わたし1500円しか頼んでないのになんで多く払うの?」

モヤモヤしかありませんよね。

その上、2000円を渡した上で「ありがとうございます。ごちそうさまでした」とお礼まで言うはめに。

「むしろおごってるのに、なんでお礼を言わなきゃいけないのよ!」

腹が立って仕方がありません。

この2000円/3000円問題については、女子側がどれだけ飲食したかによって捉え方が変わります。女子が指定された金額よりも少ない額しか使っていないのであれば、それはもう男性のミスです。ちゃんと算数したほうがいいよ? と言いたくなりますね。

でも女子が指定された金額以上に飲み食いしているのであれば、しっかりお礼をいいましょう。

なぜ割り勘論争が知れ渡っているのに初回デートで奢らない男性が存在するのか

そもそもの疑問です。

なぜ初回デートで奢らない男性は、たくさんの女性からぎょっとされることが広く知れ渡っているのに払わない男性が存在するのか。

その理由は以下の3つのいずれかに該当すると考えられます。

奢るのがもったいないと感じる女性だった

女性が見落としがちなのが「自分に魅力がなかったから奢られなかった」という視点です。限られた収入の中で奢るのは大変。それでも好きになった人、好みのタイプ、お話をしていて楽しかった相手なら奢りたくなるものです。

でもデート中の女性の態度が悪い、会話が楽しくない、好みじゃなかったといったマイナスの要素があったら奢りたくなくなる気持ちもわかります。

初回デートのときは奢ったほうがいいという風潮を知らない

「初回デートでは男性が奢ったほうがいいよ!」と広く言われているものの、それを知らない男性もいます。知らなければ「ここは僕が払う」なんて言えませんよね。

恋愛経験が少ない男性やインターネットやSNSをチェックしていない男性にこの傾向があります。

心の底からすべてのデートを割り勘にすべきだと考えている

一番厄介なのは奢り奢られ論争や初回デートは男性が奢るのがベターといった意見が主流であることを知りつつも、「初回を含むすべてのデートは割り勘にすべき」と言い張る男性です。

こういった男性は理不尽なことが苦手で、正義を貫きすぎる傾向です。そんな男性とうっかり付き合ってしまったら、ありとあらゆることでイライラモヤモヤしてしまいます。もしかしたらモラハラ男に変貌するかもしれません。

初回デートの支払いが気になる時点で気持ちは盛り上がっていないのかも

「デートで奢ってくれなかった」

「1000円しか食べてないのに2000円請求された」

こんな恨みつらみが発生するのは、あなたがそこまで相手のことを気に入っていないからかもしれません。相手の顔がとっても好みだったら? しゃべりかたや性格がど真ん中だったら? あなたは相手への印象をよくするために自分から進んで「ここは割り勘にしよ♡」と言っちゃうかもしれませんよね。

つまり初回のデートで「割り勘だった」とネガティブなイメージを持ってしまう時点で、あなたはその相手のことがそれほど好きではないのです。奢ってもらえなかったことで不満を持つということは、万が一付き合ったとしたらさらに不満がつのっていくはず。

そんなお相手とのやりとりやデートで時間を使うのはもったいないので、新たな相手を探しましょうね!

付き合い始めたら割り勘に

デートの奢り奢られ論争は「初回のみ」と考えてください。付き合う前は男性が奢るべきですが、付き合い始めたら関係はイーブン。初回以降のデートの基本は割り勘。男女の年齢差や収入差が大きい場合は男性が全額出してくれるケースもありますが例外だと捉えておいてくださいね。